Audacity

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無料で使えるオープンソースの音声編集ソフトで、簡単なノイズ除去機能があり、初心者にも使いやすいです。

保存日時:
2024-11-09
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Audacity

Audacityとは?使い方、日本語化、ダウンロード、危険性、ノイズ除去、MP3、Mac、できないこと、違法性を徹底解説


1. Audacityとは?

Audacityは、The Audacity Teamが開発する、無料でオープンソースのデジタルオーディオエディタ & レコーダーです。「無料で音声編集を始めたい」「録音した音声のノイズを除去したい」「複数の音声を組み合わせて編集したい」という方の要望に応えてくれます。Windows, macOS, Linuxで利用できます。録音、編集、エフェクト適用、ノイズ除去、フォーマット変換など、音声編集に必要な機能を備えています。シンプルなインターフェース、豊富な機能、そして、活発なコミュニティが特徴です。まるでプロ仕様のツールのように、あなたの音声を、自由に編集・加工できます。


【目次】


2. Audacityの使い方

  1. 録音:

    • Audacityを起動し、[録音] ボタン (赤い丸) をクリックすると、録音が開始されます。
    • マイクやライン入力など、録音するデバイスを選択できます。
  2. ファイルの読み込み:

    • [ファイル] > [開く] から、既存のオーディオファイル (WAV, MP3, Ogg Vorbisなど) を読み込むことができます。
  3. 編集:

    • カット、コピー、ペースト、トリミングなどの基本的な編集操作ができます。
    • 波形表示を拡大・縮小して、細部を編集できます。
  4. エフェクト:

    • [エフェクト] メニューから、さまざまなエフェクト (増幅、圧縮、リバーブ、イコライザーなど) を適用できます。
  5. ノイズ除去:

    • [エフェクト] > [ノイズの低減] を使って、音声のノイズを除去できます。
  6. 書き出し:

    • [ファイル] > [書き出し] から、編集した音声をファイルに書き出します。
    • WAV, MP3, Ogg Vorbisなど、さまざまなフォーマットで書き出すことができます。

より詳しい使い方については、Audacityのマニュアルや、チュートリアル動画を参照してください。


3. 日本語化について

  • Audacityは、多言語対応しており、日本語で利用できます。
  • 初期設定では、英語表示になっている場合があります。
  • 日本語表示にするには、以下の手順を実行します。

    • [Edit] > [Preferences] (または [Audacity] > [Preferences]) を選択します。
    • [Interface] (インターフェース) タブを選択します。
    • [Language] (言語) で [日本語] を選択します。
    • [OK] ボタンをクリックします。
    • Audacityを再起動すると、日本語表示になります。

4. Audacityのダウンロード

  1. Audacityの公式サイト (https://www.audacityteam.org/) にアクセスします。
  2. [Download] (ダウンロード) ページに移動します。
  3. お使いのOS (Windows, macOS, Linux) に対応したインストーラーをダウンロードします。
  4. ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールします。
  5. Audacityのソースコードは、GitHub (https://github.com/audacity/audacity) から入手できます。

5. 危険性について

  • Audacity自体は、安全なソフトウェアです。
  • Audacityは、オープンソースソフトウェアであり、世界中の開発者によって開発・メンテナンスされています。
  • ただし、Audacityの公式サイト以外からダウンロードした場合は、マルウェアやウイルスに感染している可能性があります。
  • 必ず、Audacityの公式サイトからダウンロードするようにしてください。
  • また、Audacityで使用するプラグイン (特に、信頼できないソースから入手したプラグイン) にも注意が必要です。

6. ノイズ除去機能について

Audacityには、[ノイズの低減] というノイズ除去機能が搭載されています。

  1. ノイズ部分の選択:

    • まず、ノイズのみが含まれている部分 (無音部分など) を選択します。
  2. ノイズプロファイルの取得:

    • [エフェクト] > [ノイズの低減] を選択します。
    • [ノイズプロファイルの取得] ボタンをクリックします。
  3. ノイズ除去の適用:

    • ノイズを除去したい範囲 (音声全体など) を選択します。
    • [エフェクト] > [ノイズの低減] を再度選択します。
    • [ノイズ低減 (dB)]、[感度]、[周波数スムージング (バンド)] などのパラメータを調整します。
    • [OK] ボタンをクリックして、ノイズ除去を適用します。

ノイズ除去の効果は、ノイズの種類や程度によって異なります。パラメータを調整しながら、最適な設定を見つけてください。


7. MP3ファイルの扱いについて

  • Audacityは、MP3ファイルを読み込んだり、書き出したりできます。
  • ただし、MP3ファイルの書き出しには、LAME MP3エンコーダーが必要です。
  • LAME MP3エンコーダーは、Audacityには同梱されていません。別途インストールする必要があります。
  • LAME MP3エンコーダーのインストール方法については、Audacityのマニュアルを参照してください。
  • AudacityでMP3ファイルを編集すると、音質が劣化する可能性があります。
  • MP3ファイルは、非可逆圧縮形式であるため、編集するたびに再エンコードされ、音質が劣化します。
  • 音質の劣化を最小限に抑えるためには、編集前のMP3ファイルをバックアップしておくことをおすすめします。

8. Mac版Audacityについて

  • Audacityは、macOSに対応しています。
  • Mac版Audacityは、Windows版Audacityとほぼ同じ機能を備えています。
  • Mac版Audacityは、dmgファイル形式で提供されています。
  • Audacityの公式サイトから、Mac版Audacityをダウンロードできます。
  • Mac版Audacityは、Apple Silicon (M1, M2, M3チップなど) にネイティブ対応しています (バージョン3.1.0以降)。

9. Audacityでできないこと

  • リアルタイムエフェクト: Audacityは、リアルタイムエフェクトに対応していません。エフェクトを適用する前に、プレビューすることはできますが、リアルタイムでエフェクトを調整することはできません。
  • MIDI編集: Audacityは、MIDIファイルを読み込むことはできますが、MIDI編集機能は限定的です。本格的なMIDI編集には、専用のDAWソフトウェア (Cubase, Logic Pro, Ableton Live, FL Studioなど) を使用する必要があります。
  • VST3プラグイン: Audacityは、VST3プラグインに完全には対応していません。一部のVST3プラグインは動作しない場合があります。
  • ASIOドライバ (Windows): Audacityは、Windowsの標準オーディオドライバ (MME, DirectSound) を使用します。ASIOドライバを使用するには、Audacityのソースコードを編集し、自分でビルドする必要があります。

10. 違法性について

  • Audacity自体は、合法的なソフトウェアです。
  • Audacityを使って、著作権で保護された音楽を、著作権者の許可なく複製・配布することは、違法行為です。
  • Audacityを使って、他人の音声を無断で録音することも、プライバシーの侵害にあたる可能性があります。
  • Audacityを使用する際は、著作権法やプライバシーに関する法律を遵守してください。

11. まとめ

Audacityは、無料でオープンソースの、高機能なデジタルオーディオエディタ & レコーダーです。Windows, macOS, Linuxで利用でき、日本語にも対応しています。Audacityを使って、あなたの音声を、自由に編集・加工しましょう!

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