Auphonic

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自動ノイズ除去と音量調整を行うオンラインサービスで、音声品質を最適化するのに適しています。特にポッドキャストやインタビューの編集で活用されます。

保存日時:
2024-11-09
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Auphonicとは?使い方、料金、無料、ポッドキャスト、日本語、文字起こし、代替、API連携を徹底解説


1. Auphonicとは?

Auphonicは、Auphonic GmbHが提供する、AIを活用したオンラインオーディオ後処理Webサービスです。「ポッドキャストの音質を自動で改善したい」「複数の音声を適切な音量に揃えたい」「音声のノイズを除去したい」というクリエイターやポッドキャスターの要望に応えてくれます。ラウドネスノーマライゼーション、ノイズリダクション、ハムリダクション、レベル調整、ファイルフォーマット変換など、オーディオ処理に必要な機能を備えています。シンプルなWebインターフェース、自動処理、バッチ処理、プリセット、API連携などが特徴です。まるでプロのエンジニアが作業したかのように、あなたの音声を、自動で最適な状態に仕上げます。


【目次】


2. Auphonicの使い方

  1. Auphonicアカウントの作成:

  2. 新規プロダクションの作成:

    • [New Production] (新規プロダクション) をクリックします。
  3. オーディオファイルのアップロード:

    • [Upload Audio File] (オーディオファイルをアップロード) から、処理したいファイルをアップロードします。
    • Dropbox, Google Drive, Amazon S3など、外部サービスからもファイルをインポートできます。
  4. 出力フォーマットの選択:

    • [Output Format] (出力フォーマット) で、希望するファイル形式 (MP3, AAC, WAV, FLACなど) を選択します。
  5. 処理オプションの設定:

    • [Adaptive Leveler] (適応レベラー): 音量を自動調整します。
    • [Loudness Normalization] (ラウドネスノーマライゼーション): 音量を特定のラウドネス値 (例: -16 LUFS) に揃えます。
    • [Noise and Hum Reduction] (ノイズとハムの低減): ノイズやハム音を除去します。
    • [Filtering] (フィルタリング): 不要な周波数帯域をカットします。
  6. メタデータの設定 (オプション):

    • タイトル、アーティスト、アルバムなどのメタデータを入力できます。
  7. 処理の開始:

    • [Start Production] (プロダクション開始) をクリックして、処理を開始します。
  8. 処理結果の確認とダウンロード:

    • 処理が完了すると、メールで通知が届きます。
    • AuphonicのWebサイトで、処理結果を確認し、ダウンロードできます。

より詳しい使い方については、Auphonicのドキュメントや、チュートリアル動画を参照してください。


3. Auphonicの料金

Auphonicには、複数の料金プランがあります (2024年5月現在)。

  • Auphonic S:

    • 月間9時間の処理時間。
    • $13/月 (年払いの場合、$11/月)。
  • Auphonic M:

    • 月間21時間の処理時間。
    • $29/月 (年払いの場合、$24/月)。
  • Auphonic L:

    • 月間45時間の処理時間。
    • $59/月 (年払いの場合、$49/月)。
  • Auphonic XL:

    • 月間100時間の処理時間。
    • $119/月 (年払いの場合、$99/月)。
  • 従量課金プラン:

    • 必要な時間数だけクレジットを購入できます。
    • 1時間あたり$1.50~。

料金プランの詳細は、Auphonicの料金ページで確認してください。価格やプラン内容は変更される場合があります。


4. 無料版について

  • Auphonicには、無料プランがあります。
  • 無料プランでは、月に2時間まで、オーディオ処理を利用できます。
  • 無料プランでも、有料プランとほぼ同じ機能を利用できます。
  • ただし、無料プランでは、処理結果にウォーターマーク (Auphonicのロゴ音声) が挿入される場合があります。

5. ポッドキャスト制作での活用

Auphonicは、ポッドキャスト制作に最適なツールです。

  • 複数の話者の音量を自動的に揃えることができます。
  • バックグラウンドノイズやハム音を除去し、クリアな音声にすることができます。
  • ラウドネスノーマライゼーション機能により、Apple PodcastやSpotifyなどのプラットフォームの推奨ラウドネス値に準拠した音量に調整できます。
  • ID3タグ (メタデータ) を編集し、ポッドキャストの情報を追加できます。
  • チャプターマークを追加できます。
  • Auphonicは、多くのポッドキャストホスティングサービス (Libsyn, Podbean, Buzzsproutなど) と連携できます。

6. 日本語対応について

  • AuphonicのWebサイトとインターフェースは、英語で提供されています。日本語には対応していません (2024年5月現在)。
  • ただし、Auphonicのオーディオ処理機能は、言語に関係なく、すべての音声に適用されます。
  • 日本語の音声でも、問題なく処理できます。
  • Auphonicのドキュメントは、英語で提供されています。

7. 文字起こし機能について

  • Auphonicは、外部サービスと連携して、文字起こし機能を提供しています。
  • 対応しているサービスは、Whisper (OpenAI), Speechmatics, Amazon Transcribe, Google Cloud Speech-to-Textなどです。
  • 文字起こし機能を利用するには、別途、各サービスの料金が発生する場合があります。
  • 日本語の文字起こしにも対応しています。
  • 文字起こしの精度は、音声の品質や、使用するサービスによって異なります。

8. Auphonicの代替サービス

  • Adobe Audition: プロフェッショナル向けのDAWソフトウェア。高度なオーディオ編集機能、ノイズ除去機能などを備えています。
  • iZotope RX: オーディオリペア & エンハンスメントツールの業界標準。ノイズ除去、クリックノイズ除去、ハムノイズ除去など、高度な修復機能を備えています。
  • Descript: 音声編集、文字起こし、動画編集などができるオールインワンツール。
  • Levelator: 無料のオーディオレベル調整ツール。複数の音声を自動的に適切な音量に揃えます。

9. API連携について

  • Auphonicは、REST APIを提供しています。
  • APIを利用することで、Auphonicの機能を、独自のアプリケーションやサービスに統合できます。
  • APIを使って、プロダクションの作成、ファイルのアップロード、処理の開始、結果の取得などができます。
  • APIの利用には、Auphonicの有料プランへの加入が必要です。
  • APIドキュメントは、AuphonicのWebサイトで公開されています。

10. まとめ

Auphonicは、AIを活用した、オンラインオーディオ後処理Webサービスです。ポッドキャスト制作に最適であり、無料プランでも基本的な機能を利用できます。Auphonicを使って、あなたの音声を、プロレベルの品質に向上させましょう!

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