
Color Finaleとは?料金、使い方、日本語対応、無料版、LUTs、代替ソフトを解説
1. Color Finaleとは?
Color Finaleは、Final Cut Pro専用のカラーグレーディングプラグインです。「Final Cut Proで、もっと細かく色調整をしたい」「映画のような色味の映像を作りたい」というクリエイターの要望に応えてくれます。レイヤーベースのグレーディング、高度なカラーホイール、LUT (ルックアップテーブル) の適用、HDR (ハイダイナミックレンジ) への対応など、プロレベルのカラーグレーディング機能をFinal Cut Proに追加します。まるでFinal Cut Proが、プロ仕様のカラーグレーディング専用ツールに変身したような感覚です。
【目次】
2. Color Finaleの料金
Color Finaleは、買い切り型のプラグインです (2024年5月現在)。
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Color Finale 2:
- 基本的なカラーグレーディング機能を利用できます。
- 通常価格: $99
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Color Finale 2 Pro:
- Color Finale 2のすべての機能に加えて、高度な機能 (カーブ、セカンダリーグレーディング、ACESサポートなど) を利用できます。
- 通常価格: $149
セールやプロモーションで、価格が割引される場合があります。
料金プランの詳細は、Color Finaleの公式サイトで確認してください。価格やプラン内容は変更される場合があります。
3. Color Finaleの使い方
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Final Cut ProにColor Finaleをインストール:
- Color Finaleのインストーラーをダウンロードし、実行します。
- 画面の指示に従って、インストールを完了します。
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Final Cut Proでプロジェクトを開く:
- カラーグレーディングを行いたいプロジェクトを開きます。
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Color Finaleエフェクトを適用:
- [エフェクト] ブラウザから、[Color Finale] (または [Color Finale Pro]) エフェクトを、調整したいクリップにドラッグ&ドロップします。
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カラーグレーディング:
- Color Finaleのインターフェース (インスペクタに表示) で、カラーホイール、カーブ、LUTなどを調整して、色味を調整します。
- レイヤーを追加して、部分的な色補正を行うこともできます。
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(オプション) その他の機能:
- [マスク] ツールを使って、特定の領域にのみエフェクトを適用。
- [トラッキング] 機能を使って、オブジェクトの動きに合わせてエフェクトを追従。
より詳しい使い方については、Color Finaleの公式ドキュメントやチュートリアル動画を参照してください。
4. 日本語対応について
- Color Finaleのインターフェースは、英語で提供されています。日本語には対応していません (2024年5月現在)。
- 公式ドキュメントやチュートリアル動画も、英語で提供されています。
- ただし、YouTubeなどで、日本語の解説動画を検索できる場合があります。
5. 無料版について
- Color Finaleには、7日間の無料トライアルがあります。無料トライアルでは、Color Finaleのすべての機能を試すことができます。
- 無料トライアルを利用するには、Color Finaleの公式サイトから、トライアル版をダウンロードする必要があります。
- 無料トライアル期間が終了すると、自動的に有料プランに移行することはありません。
- Color Finaleには、完全無料版はありません。
6. LUTsについて
- LUT (ルックアップテーブル) は、色変換の定義を記述したファイルです。
- LUTを適用することで、映像のルック (見た目) を簡単に変更できます。
- Color Finaleでは、独自のLUTを作成したり、外部から入手したLUTを読み込んで適用したりできます。
- LUTは、.cube形式が一般的です。
- 多くのクリエイターや企業が、独自のLUTを販売または無料で配布しています。
7. 代替ソフトについて
Final Cut Proでカラーグレーディングを行うための、Color Finaleの代替ソフトとしては、以下のようなものがあります。
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Final Cut Pro標準のカラーグレーディングツール:
- Final Cut Proには、基本的なカラーグレーディング機能が標準で搭載されています。
- カラーボード、カラーホイール、カーブなどを使って、色調整を行うことができます。
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DaVinci Resolve:
- Blackmagic Designが開発している、プロ向けのカラーグレーディングソフトウェアです。
- Final Cut ProのXMLファイルを読み込んで、DaVinci Resolveでカラーグレーディングを行うことができます。
- 無料版もあります。
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その他のFinal Cut Proプラグイン:
- FilmConvert Nitrate, mLUTなど、Color Finale以外にも、Final Cut Pro用のカラーグレーディングプラグインが多数存在します。
8. まとめ
Color Finaleは、Final Cut Pro専用の、高機能なカラーグレーディングプラグインです。日本語には対応していませんが、直感的なインターフェースと豊富な機能で、Final Cut Proでのカラーグレーディングを強力にサポートします。
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