DALL-E 3

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画像生成AI DALL-E 3には、画像から3Dのインスピレーションを得る機能があり、テキストプロンプトを使用して立体的な構造を視覚化するのに役立ちます。外部ツールと組み合わせて3D化が可能です。

保存日時:
2024-11-09
DALL-E 3DALL-E 3
DALL-E 3

DALL-E 3とは?料金、使い方、商用利用、日本語対応、注意点を徹底解説


1. DALL-E 3とは?

DALL-E 3は、OpenAIが開発した最先端の画像生成AIです。テキストで指示を出すだけで、その指示に基づいた画像を生成してくれます。「赤い帽子をかぶった猫」や「宇宙を飛ぶクジラ」など、具体的なものから抽象的なものまで、幅広いテーマの画像を生成できます。まるで魔法のように、言葉が絵になる様子は、驚きと感動を与えてくれます。DALL-E 3は、以前のバージョン (DALL-E 2など) と比較して、より高品質で、より指示に忠実な画像を生成できるようになりました。また、安全性も向上しており、不適切な画像の生成を防ぐための対策が施されています。


【目次】


2. DALL-E 3の料金

DALL-E 3は、現在、以下の方法で利用できます (2024年5月現在)。

  • ChatGPT Plus/Team/Enterprise:
    • ChatGPT Plus (月額20ドル) などの有料プランに加入すると、DALL-E 3を利用できます。
    • ChatGPTのインターフェース内で、テキストプロンプトを入力して画像を生成できます。
  • Microsoft Copilot (旧Bing Image Creator):
    • Microsoft Copilot (無料) でも、DALL-E 3を利用できます。
    • ただし、生成速度が遅かったり、生成される画像の品質がChatGPT Plusよりも低い場合があります。
    • 「ブースト」という仕組みがあり、ブーストを消費することで、生成速度を上げることができます (ブーストは時間経過で回復)。
  • Microsoft Designer:
    • Microsoft Designer (無料) でも、DALL-E 3を利用できます。
    • Copilotと同様に、「ブースト」の仕組みがあります。
  • OpenAI API:
    • 開発者向けに、API経由でDALL-E 3を利用できます。
    • APIの利用料金は、生成する画像の解像度や枚数によって異なります (従量課金制)。

料金プランや利用方法は変更される場合があります。最新の情報は、OpenAIのウェブサイトや、各サービスのウェブサイトで確認してください。


3. DALL-E 3の使い方

ここでは、ChatGPT PlusでDALL-E 3を使う方法を説明します。

  1. ChatGPT Plusにログイン:
    • OpenAIのウェブサイトで、ChatGPT Plusにログインします。
  2. GPT-4を選択:
    • ChatGPTの画面上部で、[GPT-4] を選択します (GPT-4がDALL-E 3に対応)。
  3. プロンプト (指示文) を入力:
    • ChatGPTのチャット欄に、生成したい画像のイメージをテキストで入力します (例:「夕焼けの海に浮かぶヨットの絵を描いて」)。
    • できるだけ具体的に、詳細に指示を出すと、よりイメージに近い画像が生成されます。
    • 画風 (油絵風、水彩画風、写真風など) や、構図 (クローズアップ、俯瞰など) を指定することもできます。
  4. 画像の生成:
    • プロンプトを入力して送信すると、DALL-E 3が画像を生成します。
    • 通常、数秒から数十秒で画像が生成されます。
    • 一度に複数の画像 (通常は4枚) が生成されます。
  5. 画像の確認・保存:
    • 生成された画像をクリックすると、拡大表示されます。
    • 気に入った画像があれば、ダウンロードして保存できます。
  6. (オプション) プロンプトの修正:
    • 生成された画像がイメージと異なる場合は、プロンプトを修正して、再度画像を生成することができます。
    • 「もっと明るくして」や「猫を犬に変えて」など、簡単な指示で画像を修正することもできます。

4. 商用利用について

  • DALL-E 3で生成した画像の商用利用は、OpenAIの利用規約に従う必要があります。
  • ChatGPT Plus/Team/Enterpriseユーザー:
    • ChatGPT Plusなどの有料プランのユーザーは、DALL-E 3で生成した画像を商用利用できます。
    • ただし、OpenAIのコンテンツポリシーに違反するような利用は禁止されています (暴力的なコンテンツ、差別的なコンテンツなど)。
  • Microsoft Copilot/Designerユーザー:
    • Microsoft Copilot/Designerで生成した画像の商用利用については、Microsoftの利用規約に従う必要があります。
  • OpenAI APIユーザー:
    • API経由でDALL-E 3を利用する場合も、OpenAIの利用規約とコンテンツポリシーに従う必要があります。
  • 利用規約やコンテンツポリシーは変更される場合がありますので、最新の情報を確認してください。

5. 日本語対応について

  • DALL-E 3は、日本語のプロンプトに対応しています。
  • ChatGPT PlusやMicrosoft Copilotで、日本語で指示を出すことができます。
  • ただし、英語のプロンプトの方が、より高品質な画像が生成される傾向があります。
  • 複雑な指示や、細かいニュアンスを伝えたい場合は、英語のプロンプトを使用することをおすすめします。
  • 日本語のプロンプトでうまく画像が生成されない場合は、翻訳ツールを使って英語に翻訳してから、プロンプトを入力してみてください。

6. 注意点

  • 生成される画像の品質:
    • DALL-E 3は非常に高性能な画像生成AIですが、完璧ではありません。
    • プロンプトの内容によっては、意図しない画像や、不自然な画像が生成されることがあります。
    • 生成された画像をよく確認し、必要に応じてプロンプトを修正してください。
  • 著作権:
    • DALL-E 3で生成した画像の著作権は、原則として、プロンプトを入力したユーザーに帰属します。
    • ただし、既存のキャラクターや、著作権で保護された画像に酷似した画像を生成した場合、著作権侵害になる可能性があります。
    • 既存の著作物を参考にする場合は、注意が必要です。
  • コンテンツポリシー:
    • OpenAIは、DALL-E 3の利用に関するコンテンツポリシーを定めています。
    • 暴力的なコンテンツ、差別的なコンテンツ、性的コンテンツなど、不適切な画像の生成は禁止されています。
    • コンテンツポリシーに違反した場合、アカウントが停止される可能性があります。
  • プライバシー:
    • DALL-E 3を利用する際には、個人情報や機密情報をプロンプトに入力しないように注意してください。
    • OpenAIは、サービスの改善のために、プロンプトや生成された画像を収集・分析することがあります。

7. まとめ

DALL-E 3は、テキストから画像を生成できる、画期的なAIツールです。ChatGPT Plusなどの有料プランで利用できるほか、Microsoft CopilotやDesignerでも利用できます。商用利用も可能ですが、OpenAIの利用規約やコンテンツポリシーに従う必要があります。日本語のプロンプトにも対応していますが、英語の方が高品質な画像が生成されやすい傾向があります。注意点に気をつけながら、DALL-E 3を活用して、クリエイティブな活動を楽しみましょう!

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