Sketch

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Macユーザーに定評があり、UIデザインに特化したツール。コンポーネントやシンボルを活用した効率的なデザインが可能。

保存日時:
2024-11-08
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Sketchとは?料金、使い方、日本語、Windows、無料、Figma、XD、Macを徹底解説


1. Sketchとは?

Sketchは、Sketch B.V.が提供する、macOS専用のUIデザインツールです。「WebサイトやアプリのUIデザインをしたい」「ベクターベースでデザインを作成したい」「チームでデザインを共有・共同編集したい」というデザイナーの要望に応えてくれます。Webサイト、モバイルアプリ、アイコンなどのUIデザインに特化しています。直感的なインターフェース、豊富なプラグイン、リアルタイム共同編集、スマートレイアウトなどが特徴です。まるでデザイナーのために作られたデッサン帳のように、アイデアをスムーズに形にし、洗練されたUIデザインを作成できます。


【目次】


2. Sketchの料金

Sketchの料金プランは、以下のようになっています (2024年5月現在)。

  • Standard:

    • 月額$12 (年払いの場合、$10/月、または$120/年)。
    • Macアプリのフル機能、共同編集、1年間のアップデート。
  • Business:

    • 月額$20/月 (年払いのみ、$240/年)。
    • Standardプランのすべての機能。
    • シングルサインオン (SSO)、請求書払い、優先サポートなど。

料金プランの詳細は、Sketchの料金ページで確認してください。価格やプラン内容は変更される場合があります。

以前は買い切り版もありましたが、現在はサブスクリプションモデルのみ提供されています。


3. Sketchの使い方

  1. 新規ドキュメントの作成:

    • Sketchを起動し、[New Document] (新規ドキュメント) をクリックします。
  2. アートボードの作成:

    • [Insert] (挿入) > [Artboard] (アートボード) を選択し、Webサイト、モバイルアプリなど、目的に合ったサイズのアートボードを作成します。
  3. デザインの作成:

    • 左側のツールバーから、図形ツール、テキストツール、ペンツールなどを使って、デザインを作成します。
    • 右側のインスペクタパネルで、オブジェクトの色、サイズ、フォントなどを調整します。
    • [Symbols] (シンボル) 機能を使うと、再利用可能なデザイン要素を作成できます。
    • [Libraries] (ライブラリ) 機能を使うと、複数のドキュメント間でデザイン要素を共有できます。
  4. プロトタイプの作成:

    • [Prototype] (プロトタイプ) タブで、オブジェクトをリンクで繋いで、画面遷移やインタラクションを設定します。
  5. プレビュー:

    • [Preview] (プレビュー) ボタンをクリックすると、デザインやプロトタイプをプレビューできます。
  6. 共有:

    • Sketch Cloudにデザインをアップロードし、他のユーザーと共有できます。
    • 共有リンクを作成し、コメントをもらったり、共同編集したりできます。

より詳しい使い方については、Sketchのドキュメントやチュートリアルを参照してください。


4. 日本語対応について

  • Sketchのインターフェースは、英語で提供されています。日本語には対応していません (2024年5月現在)。
  • ただし、Sketch上で日本語のテキストを入力・表示することは可能です。
  • 日本語フォントも利用できます。
  • Sketchのドキュメントは、英語で提供されています。

5. Windows版について

  • Sketchは、macOS専用のアプリケーションです。Windows版は提供されていません (2024年5月現在)。
  • WindowsでSketchファイルを開いたり、編集したりするには、以下の方法があります。

    • Sketch Cloud: Sketch CloudにアップロードされたSketchファイルは、Webブラウザ上で閲覧できます (編集はできません)。
    • サードパーティ製のツール: Lunacyなどのツールを使うと、WindowsでSketchファイルを開いて編集できます。

6. 無料版について

  • Sketchには、30日間の無料トライアルがあります。
  • 無料トライアルでは、Sketchのすべての機能を試すことができます。
  • 無料トライアル期間が終了すると、Sketchを引き続き利用するには、有料プラン (StandardまたはBusiness) の購入が必要です。
  • 完全に無料のプランはありません (2024年5月現在)。

7. Figmaとの比較

SketchとFigmaは、どちらもUIデザインツールとして人気があります。主な違いは以下の通りです。

  • プラットフォーム:

    • Sketch: macOS専用。
    • Figma: Webベース (ブラウザ上で動作)。Windows, macOS, Linuxなど、さまざまなOSで利用できます。
  • 料金:

    • Sketch: サブスクリプションモデル (Standard, Business)。
    • Figma: フリーミアムモデル (無料プランあり、有料プランはProfessional, Organization, Enterprise)。
  • 共同編集:

    • Sketch: リアルタイム共同編集が可能 (Workspaceが必要)。
    • Figma: リアルタイム共同編集が強み。
  • オフライン作業:

    • Sketch: オフラインでも作業できます。
    • Figma: 基本的にオンラインでの作業が必要です (オフラインでの作業には制限があります)。

8. Adobe XDとの比較

SketchとAdobe XDも、UIデザインツールとして比較されることがあります。主な違いは以下の通りです。

  • プラットフォーム:

    • Sketch: macOS専用。
    • Adobe XD: macOS, Windows。
  • 料金:

    • Sketch: サブスクリプションモデル (Standard, Business)。
    • Adobe XD: 単体プランまたはCreative Cloudコンプリートプラン (無料のスタータープランあり)。
  • Adobe製品との連携:

    • Sketch: 限定的。
    • Adobe XD: Photoshop, Illustratorなど、他のAdobe製品との連携がスムーズ。
  • 開発状況:

    • Sketch: 活発に開発・アップデートが行われています。
    • Adobe XD: メンテナンスモードに移行し、積極的な開発は終了しています。

9. Mac版について

  • Sketchは、macOS専用に開発されたアプリケーションです。
  • macOSのデザインガイドラインに準拠した、ネイティブな操作感を提供します。
  • MacのRetinaディスプレイに最適化されており、美しい表示でデザイン作業ができます。
  • MacのTouch Barに対応しています。
  • Macのショートカットキーを利用できます。

10. まとめ

Sketchは、macOS専用のUIデザインツールであり、Webサイトやモバイルアプリのデザインに広く利用されています。無料トライアルはありますが、基本的には有料のサブスクリプションモデルです。Windows版はなく、日本語のインターフェースにも対応していませんが、日本語の表示・入力は可能です。FigmaやAdobe XDと比較して、プラットフォームや料金、機能などに違いがあります。

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